研究課題/領域番号 |
23K04366
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26010:金属材料物性関連
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
新津 甲大 国立研究開発法人物質・材料研究機構, マテリアル基盤研究センター, 独立研究者 (90733890)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | マルテンサイト変態 / 核生成 / ダイナミクス / 熱活性化機構 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の最終目標は、『核生成』および『成長』両過程のダイナミクスを統合したマルテ ンサイト相変態ダイナミクスの全容解明である。このダイナミクスは『核生成』と『成長』の2つの過程の重畳によって説明される。このうち『成長』については熱活性化機構を加味したダイナミクスの数理的理解が申請者らの研究によって確立された。本研究ではこの知見を活かし、熱活性化機構に基づく『核生成』ダイナミクスの理解に挑む。
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研究実績の概要 |
本研究課題ではマルテンサイト変態における核生成のダイナミクスの理解を目指し極値統計の概念を利用し核生成頻度・サイズ等の統計情報を理解するとともに、界面成長の熱活性化モデルとの類似点・相違点を抽出し核生成のための新たな数理モデルを構築することを目指す。 本年では核生成頻度・サイズの統計を取得するためにアコースティックエミッション法に依る核生成の際の弾性波検出システムを構築した。 また複数の状態図モデルに対してこれまで構築した数理モデルをもとにマルテンサイト変態のダイナミクスを評価した。この成果は論文二報として発信している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ほぼ計画通り、遅滞なく進行している
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今後の研究の推進方策 |
構築したシステムをもとに複数の合金系に対し核生成の統計情報を得る。
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