ドライ培養液を用いた気相中での水素細菌培養によるCO2からの新規物質生産プロセス

• 研究課題/領域番号: 23K04483
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分27010:移動現象および単位操作関連
• 研究機関: 奈良工業高等専門学校
• 研究代表者: 直江 一光 奈良工業高等専門学校, 物質化学工学科, 教授 (00259912)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 水素酸化細菌 / ドライリキッド / 二酸化炭素 / 物質生産

研究開始時の研究の概要

本研究は、水素酸化細菌の培養液をドライリキッド化し、気相中で培養することで二酸化炭素を有用物質に変換する新規物質生産プロセスの構築を目指す。二酸化炭素を炭素源として増殖する水素酸化細菌の培養液を、疎水性微粒子を用いて溶液のまま粉体化した「ドライ培養液」とすることで、気相中での本菌の培養を可能にし、炭素固定化反応により有用菌体成分を生産する。