研究課題
基盤研究(C)
連鎖アラームなどの有害アラームを原因とするプラント事故が、国内外で多発している。本研究では、有害アラームを原因とするプラント事故の防止を目的に、プラント運転データから有害アラームをリアルタイムで検出し、オペレータの異常診断に不要なアラームの発報をピンポイントで抑制する新しい論理アラーム処理法を開発する。開発した論理アラーム処理法の有効性は、現役オペレータによるプラント異常診断実験により評価する。本研究の成果は、より安全なプラントオペレーション実現の有力な手段の一つとなることが期待される。