研究課題
基盤研究(C)
本研究では,反応の活性化状態のできやすさを決める活性化エントロピーへの磁場効果の確証と機構を解明することを目的とする.そこで,パルス磁場を用いた“その場”顕微分光測定を行い,活性化状態の磁場の影響を調べる.本研究によって,顕著な磁場効果を引き起こす条件がより明らかになり,対象物質も有機化合物から無機化合物まで幅広く応用できるため,未知の領域が多い磁気科学の基礎理論の明瞭化および一般化につながる.