研究課題
基盤研究(C)
λ-(BETS)2GaBrxCl4-x のxを変えた試料を用いてλ塩の金属絶縁体近傍を走査し、NMRと工学電気伝導度測定を用いて調査し、絶縁体領域の詳細をあきらかにする。また2つのデータの比較考察することによりNMRからは、磁気揺らぎの大きさとその起源、光学伝導度から得た伝導電子の遍歴性と局在性に関する知見を合わせてその関係を検討する。また、得られた相図とNMR,反射スペクトルのデータを、Mott絶縁体であるκ塩の相図走査の結果と比較する。