配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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研究開始時の研究の概要 |
有機系近赤外線吸収材料は様々な分野への応用が期待され, 多くのグループによって検討が行われているが,ほとんどの場合,非常に大きなπ系を持った閉殻系化合物を用いており,それらを得るための合成の困難さ,および低い溶解度が課題となっている.さらに,このアプローチでは1400 nmよりも長波長側に吸収をもつ化合物は非常に難しい . この状況を打破するため,我々は,ラジカルカチオンのHOMO-SOMO遷移に相当するエネルギー差が非常に小さいことに注目して,拡張トリアリールアミンのラジカルカチオンを吸収材料として用いることができるのではないかと考えた。本研究により,新奇な吸収色素の設計方針を確立する.
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