研究課題
基盤研究(C)
高性能な発光材料の開発は、有機EL、照明、発光ダイオード、インクなどの分野にとって重要である。それぞれの分野で発光材料に求められる性能は異なり、多様化しているが、多くの分野において、より強く光る発光材料の開発が常に求められている。我々の研究グループではこれまで、ケイ素とアセチレンを導入した多環芳香族化合物は蛍光量子収率が0.99に達することを示すとともに、その発光機構の解明と応用研究に取り組んできた。本研究では、強い発光を示し、外部刺激や外部環境に応じてその蛍光特性が変化するスイッチ分子(強発光性蛍光センサー)の開発を行う。