接着促進剤としてのリガンド化合物の界面濃縮挙動

• 研究課題/領域番号: 23K04866
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分35020:高分子材料関連
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 戸谷 匡康 九州大学, 工学研究院, 特任助教 (20773500)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 接着剤 / 金属配位子 / リガンド / 表面濃縮 / 界面

研究開始時の研究の概要

近年、樹脂や金属などの異なる材料を複合化することで軽量化や高強度化を実現する“マルチマテリアル化”が求められている。そのため、異種材料を接合するための“革新的接着技術”は種々の分野においても飛躍的な発展が必要不可欠である。
これまで、高分子からなる材料表面に新たな機能を付与するため、添加剤による表面改質法が有効であることを見出してきた。
本研究では高分子ブレンド膜において一成分が特異的に表面・界面に濃縮する濃縮現象の観点から、汎用性エポキシ接着剤に金属表面に対する高い接着性を付与するための分子設計指針を提案する。