研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では、分子性弾性結晶の合成戦略である「ほどよい鎖長のアルキル基導入」をもとに、「化合物ドーピングによる弾性結晶の力学特性変調」および「伝導性π共役系分子へのアルキル鎖導入による弾性・伝導性・磁気特性の複合物性化」を目指す。用途に応じた力学特性の変調は、弾性結晶を応用するうえで重要な課題である。また、電気伝導性-磁性-弾性の共存を実現した分子弾性結晶は前例がなく、実現すれば物質科学の発展に寄与できる。