研究課題
基盤研究(C)
混晶量子ドットは量子サイズ効果と混晶組成の組み合わせで光学ギャップを精密に制御できるが、これまでその粒子内の組成分布にまで踏み込んだ合成法や物性制御に関しての研究例はない。本研究では、原料の反応速度から反応中間体濃度を決定し、複数のアニオン原子の供給量の時間変化を追跡することで、粒子内での組成分布を制御する術を確立し、それによって創出される放物線型量子井戸構造を利用した新たな機能性量子ドット材料を創製する研究である。