生体模倣を軸とした水系アニオン移動型電池の創製

• 研究課題/領域番号: 23K04910
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分36020:エネルギー関連化学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 中本 康介 京都大学, 工学研究科, 特定助教 (10804271)
• 研究分担者: 伊藤 正人 九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授 (20293037)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: アニオン / 有機活物質 / 水和半径 / 水系電解液 / 電池

研究開始時の研究の概要

生体内で利用されている水溶液中でのイオン輸送特性とその水和状態に着目し、水和半径の小さなアニオンを稼働イオンとした水系アニオン移動型電池の研究を行う。水溶液中で高速にイオン移動できる可能性を秘めたアニオンを、環境負荷の低い有機ポリマー電極などを容易に膨潤可能にするコスモトロピック電解質を用いて水溶液中で作動させることによって、低コストで急速充放電特性を指向した二次電池の材料設計を目指す。