研究課題
基盤研究(C)
自然界の動植物は、生息環境によって異なる多様な代謝物を内包している。人々はそれらを理解し、利用してきた。本研究では海洋生物を中心として、新たな物質を探索しその構造と機能を明らかとする。特に愛媛県周辺の宇和海、豊後水道、伊予灘などにおいて、水深100m付近に生息する海洋生物に注目して研究を実施する。特に海綿動物や病貝などの未利用海産資源は、量的な入手が可能であり、これらを対象として生物に内包されている微量な二次代謝産物の探索研究を展開し、構造と生理活性について明らかする。