研究課題
基盤研究(C)
リゾホスファチジン酸(lysophosphatidic acid, LPA)は約45年前に発見された生理活性脂質である。その後、多くの生理活性が明らかにされてきており、薬剤開発のターゲットとして注目されている。一方、LPAの構造異性体については研究が進められてこなかった。しかし、申請者らはin vitro条件下で新規LPA構造異性体が生合成されることを発見した。本研究では新規LPA構造異性体がin vivoにおいても生合成されている可能性を考え、生体内の存在について検討し、生理活性を解析することを目的とする。