研究課題
基盤研究(C)
本課題では、ガンのドライバー遺伝子変異により導入されたアミノ酸残基を標的として、変異残基選択的化学修飾を検討することで、タンパク質の機能制御を試みる。一般に、タンパク質において、特定の構造を取らない部位に一残基変異が生じた場合、変異タンパク質選択的に親和性を有する化合物の創製は困難なことが予想される。これより、アミノ酸残基選択的に化学修飾を施すことでタンパク質の機能を改変できると考え、検討に着手することとした。