研究課題
基盤研究(C)
選択的なタンパク質分解を担う26Sプロテアソームの活性が細胞内において適切に制御されることは細胞増殖に必須である。このためプロテアソーム活性を阻害もしくは活性化できる化合物は有用な薬剤候補となり得る。しかし、現時点では限られた阻害剤しか臨床で用いられておらず、新しい作用機序によるプロテアソーム阻害剤、活性化剤の開発が望まれている。申請者らは新しいプロテアソーム阻害剤の探索方法として化学遺伝学的な手法を用い、選択した化合物に対して細胞生物学的・生化学的な手法によりその妥当性を検討している。