研究開始時の研究の概要 |
これまでに応募者が明らかにしてきた「RsgAとRbfAの関係」を足がかりとして、細菌のリボソーム30Sサブユニット生合成(成熟)過程後期に必要とされるいくつかの成熟因子(RsgA、RbfA、RimM、Era、YbeY, YbeZ, RimP, KsgA)に焦点を当て、遺伝学、生化学的アプローチを用いて各因子間の物理的・機能的繋がりを解析し、「各因子が30Sサブユニット成熟過程のどの段階でどのように働くのか」について明らかにしていく。さらには生合成中間体の構造解析を行う。これにより、リボソーム30Sサブユニットの生合成後期過程の全容解明につなげる。
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