研究課題
基盤研究(C)
1. ピロガロール基を有するプロアントシアニジンの作用機序の解明エピガロカテキン等を構成単位としたピロガロール基を有するプロデルフィニジンやガレート型プロシアニジンは顕著な癌細胞増殖抑制を示す。本研究では蛍光分子プローブを創製し、活性発現に関与する標的タンパク質を明らかにする。2. エピガロカテキンとエピカテキンガレート重合体の改良合成と抗腫瘍活性の評価エピガロカテキンやエピカテキンガレートの4量体以上の合成では, 脱ベンジル化反応でフラバン結合が切断されることがわかった。この問題の克服のため,光redox触媒とDDQを用いる反応条件を検討する。合成した化合物に関しては抗腫瘍活性の評価を行う。