研究課題
基盤研究(C)
一部のカビが産生するカビ毒は食品や農作物を汚染し、ヒトや家畜に健康被害を引き起こすことから、食品衛生上重要なハザードのひとつである。我々の以前の研究から、カビ毒産生に関わる遺伝子群を保有しているにもかかわらずカビ毒を産生しない菌種が存在することが明らかになってきた。本研究では、これらの菌種においてカビ毒産生に関わる遺伝子がどのように抑制されているかを明らかにすることで、カビ毒による汚染の制御のための基礎データの取得を目指す。