研究課題
基盤研究(C)
閉経や老化により骨の恒常性のバランスが崩れると、骨を破壊する破骨細胞が増加し、骨粗鬆症の発症リスクが高まる。そのため、破骨細胞の増加を抑制することは、骨粗鬆症の発症予防に重要である。本研究では骨粗鬆症モデルマウスを用いて、黒ショウガ中のポリメトキシフラボンの破骨細胞増加抑制活性を評価するとともに、その作用機序を解明する。また、独自のポリメトキシフラボンライブラリーを構築して、フラボン構造上のメトキシ基の位置と破骨細胞増加抑制活性の相関性を解析し、より優れた活性を有するポリメトキシフラボンの発見を試みる。