研究課題
基盤研究(C)
ヒトが摂取しているさまざまな食品にマイクロプラスチックが含まれていること、さらにヒト便中にもマイクロプラスチックが存在することが明らかとなり、マイクロプラスチックは地球環境だけでなく、人体の体内環境に対しても深刻な影響を及ぼす存在となっている。そのため、食事から摂取した微小マイクロプラスチックが、腸管を介して体内に吸収することを阻害あるいは速やかに排泄できれば、生体への影響を最小限に留めることができると考えられる。本研究では、難消化性食素材の継続摂取が、微小マイクロプラスチックの体外排泄作用および血中バイオマーカーに影響を及ぼすのかを明らかにすることを目的とする。