研究課題
基盤研究(C)
口腔外苦味受容体は、食品中の苦味成分を感知して、ヒトの健康に影響を与えていることが示唆されている。本研究では、食品中の苦味成分が有する抗肥満効果に、脂肪細胞や肝細胞の苦味受容体が関与していると仮説を立て、それら細胞における苦味受容体の機能を明らかにすることを目的とした。本研究により、食品成分の抗肥満作用に関わる分子機構の解明や、苦味受容体を介した食品成分の生体調節機能の発見という成果が期待される。