葉酸摂取による免疫・アレルギー疾患予防法開発のための基礎的研究

• 研究課題/領域番号: 23K05118
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38050:食品科学関連
• 研究機関: 千葉科学大学
• 研究代表者: 岡本 能弘 千葉科学大学, 薬学部, 教授 (40261036)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 制御性T細胞 / 葉酸

研究開始時の研究の概要

これまでに葉酸継続摂取により、末梢Treg細胞数が増えること、また、葉酸過剰継続摂取マウスの末梢リンパ球の包括的遺伝子発現解析からTreg細胞の機能亢進を反映すると考えられる形質転換成長因子（TGF）-betaのシグナル伝達経路が亢進している結果を得てきた。今回の研究の目的は、この葉酸継続摂取によるTreg細胞数増加、機能亢進の機構を解明すること、さらに「サプリメントとしての葉酸継続摂取によるアレルギーや自己免疫疾患の発症予防法開発につながるか」に関する基礎的知見を得ることである。