研究課題
基盤研究(C)
老化細胞を個体から除去すると健康寿命を延伸できる。免疫系も老化細胞の除去に貢献しているが、慢性ストレスによって免疫機能が抑制されてしまう。しかしながら、ストレスによって老化細胞が蓄積する知見は少ない。そこで、本研究課題では、先ず、慢性ストレスによって老化細胞が蓄積する組織と時期を明らかにする。また、我々は柑橘類の成分(β-クリプトキサンチン)が、NK細胞を賦活できることを見出して来た。そこで、慢性ストレスによって弱まったNK活性を食品成分によって快復させることで、老化細胞の蓄積抑制や、運動能力と学習・記憶能力の改善に繋がることを明らかにしていく。