研究課題
基盤研究(C)
初年度では安定的に原料を入手するとともに、原料中のA1およびA2型のβ-caseinを定量し各遺伝子型の異なる生乳の分類を行う。その後、それら生乳中のカゼインミセル構造特性の解析を進める。2年目は加熱やミネラル組成によるミセル構造の変化を解析し、各環境下におけるカゼインミセルの性状を解析する。その後、3年目以降は乳加工性(ヨーグルトおよびチーズ)への影響について比較検討し、A2ミルクのカゼインミセル構造と乳加工性との関係性を解明する。