研究課題
基盤研究(C)
CRCTは主に維管束で発現しているが,デンプンが蓄積するのは主に貯蔵柔細胞である.CRCTが組織間を移動している可能性を,CRCTを様々な組織で特異的に発現させることにより明らかにする.CRCTは14-3-3タンパク質と相互作用することがわかっているが,その意義を14-3-3タンパク質と相互作用できない変異型CRCTを用いて解明する.CRCTの機能の品種間差をイネ・コアコレクションを用いたGWAS解析により明らかにする.イネ以外の単子葉植物(トウモロコシ,ソルガム,コムギなど)におけるCRCTオーソログについて高発現系統,CRCT欠損系統の作出を行い,生理機能を明らかにする.