配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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研究開始時の研究の概要 |
世界の人口を支えるためには食料生産の増大が急務である.乾燥地域における水資源の保全をしつつ食料生産を行うことは,持続可能な社会を目指す地球規模の問題である. そこで海水による陸上養殖廃液を用いるといった,塩分濃度が驚異的に高い場所でのアクアポニックスシステムを開発したい.海水による水耕栽培が可能となれば,水不足問題を解消し,高級な海水魚の陸上養殖と組み合わせたアクアポニックスによって,魚というタンパク源のみならず野菜に豊富なミネラルやビタミンを生産できる.また,陸上養殖が抱えるNやPの海への排出が赤潮を招く,空気中への脱窒が温室効果ガスとなる,といった問題の解決の糸口になる.
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