研究課題
基盤研究(C)
本研究では、低温および栄養ストレス下の露地キャベツ栽培において、アミノ酸およびペプチド類などのバイオスティミュラント(BS)資材とナノバブル、正確にはウルトラファインバブル(UFB)の施用が収量と養分利用効率の向上にどの程度の効果があるのかを明らかにする。輸入が必要な肥料原料と異なり、BS資材もUFBも国内調達できる可能性が高く、これらの新たな資材を組み合わせて厳寒期における露地キャベツの減肥栽培が可能になれば、肥料原料の輸入削減を起点とした農業現場におけるエネルギー消費量の削減、さらには、わが国における農業の持続可能性向上に貢献することができる。