研究課題
基盤研究(C)
休眠は多年生植物の生存戦略の一つである。休眠器官である冬芽には3種の休眠期があり、その転換は遺伝子レベルで厳密に制御されていると考えられる。本研究では、リンドウFLOWERING LOCUS T (GtFT)が多面的な機能を有しており、発現する時期の違いにより、休眠制御を分担・調節している可能性を検証する。本研究でGtFTを介した休眠調節機構が明らかとなれば、多年生植物の安定栽培や新たな作型開発による収量増加へと繋がることが期待できる。