研究課題
基盤研究(C)
近年,人口減少と都市構造の転換に伴う公共施設の整備・管理の厳しい財政状況を背景とし,官民連携によるオープンスペースの多様な利用を目指す制度枠組みの拡充が活発になっている.本研究は,携帯電話の位置情報データを用い,集約化を目指し快適性・にぎわいある都市居住空間を目指す近年の都市再生整備事業等において,「来訪者数」を個別施設で捉えるのではなくエリアとして複合的に捉え,「回遊性」を評価する手法を開発することを目的とする.