多様な木本植物における光合成光阻害の実態解明

• 研究課題/領域番号: 23K05304
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分40010:森林科学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 辻 祥子 京都大学, 農学研究科, 研究員 (90791963)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 光阻害 / 光合成 / 強光ストレス / 光化学系II / 自然変動光環境

研究開始時の研究の概要

光合成を限定する要因として、過剰となった光エネルギーが光合成系を抑制する「光阻害」という現象が知られている。即ち、光合成にはエネルギー源である光が不可欠だが、使いきれない過剰エネルギーは活性酸素を生み出し、光阻害として植物に顕著な悪影響を及ぼす。光阻害はあらゆる環境下で光合成速度を低下させると言われているが、森林を構成する木本植物に与える影響の定量的な評価はなされていない。そこで本研究では、温室や野外の変動環境下で生育する多種の木本植物の光阻害と光合成、葉の特徴との相互関係を解析し、様々な生育環境にある多種の木本植物における光阻害の実態を明らかにする。