研究課題
基盤研究(C)
台風上陸時における山地の風速分布を詳細に予測することで、森林風害(林木の折損・倒伏被害)が発生する危険度の評価を行う。ここでは令和元年房総半島台風による千葉県内の森林被害を事例として、まず風害の実態を把握し、被害が拡大した要因を明らかにする。その上で、上陸した台風の勢力や進路が変化した場合に、被害の分布や程度がどのように変わるのかを領域気象モデルを用いた数値シミュレーションによって予測する。これにより、将来の台風によって起こり得る森林風害のハザードマップを作成する。