研究課題
基盤研究(C)
本研究では、現存する生分解性プラスチックの中で海洋分解性が優れたPHBHをモデルとし、低温・高圧適応した海洋細菌がもつPHBH分解酵素の生産・精製を行って、酵素の温度・圧力特性や立体構造を解明する。この結果から、低温・高圧の海洋環境におけるプラスチック分解機構の特徴を明らかにする。得られた酵素の情報から、持続的な海洋環境保全につながる生分解性プラスチックの海洋分解性能の改良を目指す。