研究課題
基盤研究(C)
対象動物抽出液から各種溶媒を用いた溶媒分配により抗炎症成分を粗精製し、さらに、中・高圧液体クロマトグラフィーを用いて、抗炎症成分を精製する。次に、精製された成分が新規化合物であるのか、あるいは、既知化合物であるのか検定する。新規化合物であった場合には、構造解析を行うとともに、培養細胞レベルでの作用機序(情報伝達から炎症メディエーター放出までの一連の反応に対する作用ポイントは何処か)を明らかにする。既知化合物であった場合においても、その成分がNO産生阻害活性に関して未知であれば、同様に抗炎症性の作用機序を明らかにする。