研究課題
基盤研究(C)
本研究は、過去10数年間の科学研究費で進めてきた有機農業の実態解明をさらに拡張・進化させ、①有機農業に取り組んでいる農業経営体の経営構造解明、②革新的取組の実態と効果解明、③有機農業の拡大に寄与するとみられる規模の経済効果、市場の経済効果、学習の経済効果、分業と協業の働きの検証、④高水準の取組に到達するまでのプロセスや拡大に向けた条件の継続解明を通して有機農業拡大の可能性・条件・制約要因を明らかにし、取組の拡大に向けた環境整備、推進策づくり、情報提供体制の構築や学術研究の発展に寄与することを目的とする。