研究課題
基盤研究(C)
国内では1990~2000年代の米価下落期に、製品差別化戦略として稲作の環境配慮農法が一定程度普及したが、2010年代以降、取組は停滞・縮小傾向にある。背景には、同時期における米価の不安定化があると推察されるものの、詳しい実態は解明されていない。本研究は米価不安定化が環境配慮農法に及ぼす影響とそのメカニズムを解明し、環境配慮農法の展開方向と担い手像、担い手の育成・確保上の課題についての学術的知見を提供する。