研究課題
基盤研究(C)
対象を採卵鶏経営・企業としAW配慮型経営を類型化する。その際生産以外の加工・販売を加える。方法は、AW配慮経営をリスト化し、統計分析・質問紙調査、インタビュー調査により、経営の規模別の類型を整理する。その上で、平飼い卵の統計がないため、家計調査・小売物価統計や小売店頭調査、POSデータを用いて、平飼い卵の販売動向の概観を得る。さらに、消費者意識調査により、支払い意思額ならびに購入に際しての必須条件と望ましい条件の違いを明らかにする。こうした経営の類型化と流通の特徴、消費者の意識をむずびつける方策を考察することで、単純な生産コストがAW配慮生産動向を決するわけでないことを明らかにする。