研究課題/領域番号 |
23K05472
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
|
研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
諸木 裕子 日本女子大学, 理学部, 研究員 (20895370)
|
研究分担者 |
深町 昌司 日本女子大学, 理学部, 教授 (20323446)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 動物輸送 / 季節 / 距離 |
研究開始時の研究の概要 |
産業動物を輸送する際に、動物の死亡・負傷が発生し、さらに増加する環境は、動物福祉および経済面から大きな問題である。動物の死亡・負傷の発生を抑え、輸送環境を改善する対策を講じるためには、まず、輸送時の動物の状態に影響を与える「環境因子」を明らかにすることが重要である。このため本研究では、輸送時の動物の状態に影響を与える「環境因子」を、動物行動学、生理学などの手法を用いて明らかにすることを目的とする。
|
研究実績の概要 |
産業動物を輸送する際に、動物の到着時死亡数および負傷数の発生を抑制することは、動物福祉および経済面からも重要な課題である。輸送の際に、産業動物の輸送環境を改善するための対策を立て、産業動物の到着時死亡数および負傷数を減らすためには、まず、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」を明らかにすることが肝要である。このため本研究では、輸送の際に産業動物の状態に影響を与え、動物福祉および経済面にも関わる「環境因子」を明らかにすることを目的とする。 令和5年度では、「研究の目的」「研究実施計画」に基づいて、「季節」「距離」を、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」と想定して調査を行い、動物行動学および動物生理学などの手法を用いてデータを収集した。 令和6年度でも、「研究の目的」「研究実施計画」に基づいて、前年同様に「季節」「距離」を、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」と想定して引き続き調査を行い、動物行動学および動物生理学などの手法を用いてデータを収集する。データ収集が進み、ある程度データが蓄積された時点で、内容をまとめて総合評価を行い、「研究の目的」に照らし合わせて、輸送の際に産業動物の状態に影響を与え、動物福祉および経済面にも関わる「環境因子」が、あらかじめ想定した「季節」「距離」であるのかを結論を付ける。得られた研究成果については、広く内容を公表するために、国内外の学会や学術雑誌等で発表を行う、あるいは発表を行うための準備を進める。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
「研究の目的」「研究実施計画」に照らし合わせて、「季節」「距離」を、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」と想定して調査を行い、動物行動学および動物生理学などの手法を用いてデータを収集しているため、当該年度までの進捗状況は「おおむね順調に進展している」と判断した。
|
今後の研究の推進方策 |
令和6年度以降は、「研究の目的」「研究実施計画」に基づいて、前年同様に「季節」「距離」を、輸送の際に産業動物の状態に影響を与える「環境因子」と想定して引き続き調査を行い、動物行動学および動物生理学手法を用いてデータを収集する。データ収集が進み、ある程度データが蓄積された時点で、内容をまとめて総合評価を行い、「研究の目的」に照らし合わせて、輸送の際に産業動物の状態に影響を与え、動物福祉および経済面にも関わる「環境因子」が、あらかじめ想定した「季節」「距離」であるのかを結論付ける。得られた研究成果については、広く内容を公表するために、国内外の学会や学術雑誌等で発表を行う、あるいは発表を行うための準備を進める。
|