研究課題
基盤研究(C)
細胞壁多糖類が毒性金属と結合し排除するという新しい毒性緩和方法を調べることで、ストロンチウムや銅などの重金属に対応する毒性緩和機構解決に挑む。戦略として(1)新規の毒性金属毒性緩和分泌性多糖類マーカーの探索、(2)現在までに確立した細胞壁改変イネを用いた重金属ストレス時の細胞壁による 金属イオン排除過程の短寿命RIによる可視化、(3)本研究室で同定された細胞壁センサーによる情報伝達機構を調査、(4)多糖類と結合するアルミニウム、銅、鉛、ストロンチウムなどの毒性金属においても同様に解析することにより、毒性金属毒性緩和における細胞壁多糖類の機能解明を行う。