研究課題
基盤研究(C)
陸域生態系における温室効果ガスである一酸化二窒素(N2O)の農業生態系における動態の把握が必須である。また農業流域での硝酸態窒素汚染の解決のためには主たる汚染源の把握と水田・湿地帯等による脱窒量の把握が重要である。それらの問題の解決のため、重窒素トレーサーに加えて重酸素トレーサーを用いた土壌培養試験を行い、窒素酸化物等(N2OやNO3-など)の動態解明のために、重窒素トレーサー法の持つ欠点を解消した新たな発生源解析手法を確立する。