研究課題
基盤研究(C)
僧帽弁閉鎖不全症は犬で最も多い心疾患であるが、手術により根治を目指せる時代がやってきた。しかしながら、術後にも本疾患の重大な合併症である肺高血圧症が残存してしまう症例が一定数いることが課題である。本研究では、その術後肺高血圧の残存を、血球の軌跡を可視化することで詳細に血流の異常を検出できる事が期待される新たな心エコー検査技術を駆使して、術前に発症を予測する方法を確立することで、より適切に手術適応症例を選択することを目指す。