研究課題/領域番号 |
23K05597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分42030:動物生命科学関連
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研究機関 | 鈴鹿工業高等専門学校 |
研究代表者 |
山口 雅裕 鈴鹿工業高等専門学校, 生物応用化学科, 教授 (00360660)
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研究分担者 |
豊田 賢治 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 特任助教 (00757370)
甲斐 穂高 鈴鹿工業高等専門学校, 生物応用化学科, 准教授 (50518321)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 体液調節 / 広塩性カニ類 / 遺伝子発現 |
研究開始時の研究の概要 |
多くの海産無脊椎動物は体液の塩濃度を調節できず、体液と外液(海水)の塩濃度が等しい。しかし、河口域に生息する無脊椎動物には、環境中の塩濃度が低下しても体液塩濃度を高く維持できる種が存在し、特にカニ類でこの能力が発達していることがよく知られている。しかし、この仕組みは明らかではなく、この仕組みの解明は、無脊椎動物の汽水・淡水域への進出を可能としたのかを考えるうえでも重要である。本研究は、「海水中に存在する3種のマイナー陽イオンがエラにおける遺伝子発現を速やかに調節し、これが体液塩濃度の維持に貢献する」という新規仮説に基づき、河口域カニ類の体液塩濃度調節の仕組みについて解明を目指すものである。
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