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脂質ナノ粒子を用いた自己免疫疾患の新規モデルマウス開発と睡眠障害メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K05599
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42040:実験動物学関連
研究機関東京大学

研究代表者

矢田 紗織  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任研究員 (50733896)

研究期間 (年度) 2023-02-10 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード脂質ナノ粒子 / 疾患モデルマウス / 睡眠障害 / 自己免疫疾患 / 抗NMDAR脳炎
研究開始時の研究の概要

本研究は、自己免疫疾患の新規モデルマウスの開発と睡眠障害のメカニズム解析を目的とする。自己免疫疾患の抗NMDAR脳炎では、その重篤な睡眠障害に対する治療法開発が必要とされているが、従来の疾患モデル動物には様々な問題点がある。本研究では、脂質ナノ粒子を応用した画期的な方法で抗NMDAR脳炎の新規モデルマウスを開発する。また当教室独自の睡眠解析、組織透明化法を駆使し、睡眠関連脳領域を全脳で特定する。

研究実績の概要

本研究は、自己免疫疾患の新規モデルマウスの開発と、その睡眠障害メカニズムの解明を目的としている。抗NMDAR脳炎はNMDA型グルタミン酸受容体(NMDAR)のサブユニットNr1/GluN1に対する自己抗体が原因とされる中枢神経系の自己免疫疾患である。精神症状、認知機能障害、睡眠障害などを主症状とするが、発症機構は未解明である。精神症状や記憶障害に関してはモデルマウスを使った報告がいくつかあるが、睡眠障害に関する報告はほどんどない。自己免疫疾患のモデルマウスは、従来は疾患ターゲットであるペプチドを動物に免疫させることで作られている。しかしエピトープやペプチドの選別や免疫期間には大変な労力と時間が必要とされていた。そこで本研究では抗NMDAR脳炎の睡眠障害を解明するために、作製が簡便かつ病状を再現する免疫モデルマウスの作製方法の開発に取り組んだ。本年度は研究代表者が産休・育休を取得して研究活動を中断していたため進捗は遅れているが、予備実験の細胞実験までは完了している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本年度は研究代表者が\産休・育休の取得をしたため研究の進捗は遅れている。復職後はまずは研究生活のリズムを立て直し知識の再インプットに努めた。細胞実験までは完了しており、動物実験への着手は進めている。

今後の研究の推進方策

細胞実験が完了したため、次年度は動物を用いた予備実験の完了を目指す。マウスで細胞実験の結果が再現でき次第、本実験の当該疾患のモデルマウス作製に進む予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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