研究課題
基盤研究(C)
アポトーシス細胞はホスファチジルセリン(PS)を”Eat-me”シグナルとして細胞膜の外側に提示することで貪食細胞に認識・除去される。研究代表者はこれまでにPSの露出に関与するスクランブラーゼのうち、神経特異的に発現するXkr4の活性化機構を解析し、その活性化因子としてXRCC4を同定してきたが、XRCC4以外にもXkr4の活性化因子が存在する可能性を見出している。本研究では、Xkr4の生体における役割を明らかにするとともにXRCC4以外のXkr4活性化因子を同定することで、多様なXkr4の活性化機構の全容を解明する。