研究課題
基盤研究(C)
シロイヌナズナのカルシウム透過性機械受容チャネル(以下MCA)の電気生理学的性質と3次元構造を明らかにする。そのために、以下の手順で研究を進める。1)全長のMCAタンパク質のin vitroでのタンパク質の合成と精製の実験系を確立する。2)精製した全長のMCAタンパク質をリポソームに組み込み、パッチクランプ法でMCAチャネルの電気生理学的性質を明らかにする。3)精製した全長のMCAタンパク質をクライオ電子顕微鏡で顕微鏡像を多数取得し、単粒子解析によりその三次元構造を書きらかにする。また、分子動力学的シュミレーションを行い、開口状態と閉鎖状態の構造を予測する。