研究課題
基盤研究(C)
PINタンパク質の局在制御因子として同定したNPH3様タンパク質MAB4が細胞膜上で液-液相分離を起こすことで、PINタンパク質の凝集およびオーキシン極性輸送が制御されることが明らかになりつつある。しかし、MAB4タンパク質の液-液相分離の制御機構については理解が進んでいない。本研究では、MAB4タンパク質の多量体化能、14-3-3との相互作用およびC末端のリン酸化に着目し、MAB4タンパク質の凝集および脱凝集機構を明らかにし、液-液相分離が担うオーキシン極性輸送の制御機構の解明を目指す。