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真核藻の細胞と葉緑体の分裂協調機構の分子細胞形態学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 23K05827
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分44040:形態および構造関連
研究機関新潟大学

研究代表者

墨谷 暢子  新潟大学, 自然科学系, 准教授 (80534601)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード単細胞藻 / 細胞周期 / 葉緑体分裂
研究開始時の研究の概要

葉緑体が一個しかない単細胞藻を用いて、形態学的手法を活用しながら、葉緑体分裂による細胞周期チェックポイント解除機構の分子メカニズムを明らかにする。これまでに、単細胞藻の細胞と葉緑体の分裂の協調機構には、葉緑体分裂遺伝子の転写によって制御される葉緑体の分裂開始時期の決定に加えて、葉緑体分裂の開始による細胞周期チェックポイントの解除があることを発見し、報告してきた。この解除機構に関与すると期待されるcyclin Bの転写調節機構を明らかにするために、さらに上流のマスター制御因子としてはたらくcyclin Bの上流領域に結合する転写因子を同定することを目指す。

研究実績の概要

葉緑体を1つしかもたない単細胞紅藻では葉緑体分裂開始前に葉緑体分裂を阻害すると細胞周期進行がM期前期にて抑止する。この原因としてG2/M期移行に関与するcyclin Bの転写レベルの抑制がある。cyclin Bの転写調節する候補因子の機能解析が本研究の主目的である。
今年度は次年度以降の実験に用いる単細胞紅藻Cyanidioschyzon merolaeのの遺伝子組換え株を作製した。さらにC. merolaeの形質転換において、1回に複数の形質転換を行うことができるような株の作製を行った。これまでウラシル要求性変異株がC. merolaeの形質転換に用いられてきたが、この株を改変して、ウラシルとトリプトファン要求性の双方をもつ株を作製した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本年度は研究に用いる遺伝子組換え株の作製に加えてさらに機能解析に取り掛かる予定であったが、遺伝子組換え株作製に時間がかかってしまったため、機能解析は次年度以降に取り組む

今後の研究の推進方策

ウラシルとトリプトファン要求性株を用いてさらなる遺伝子組換え株を作製するとともに、本年度作製した遺伝子組換え株を用いた解析を行う

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件)

  • [学会発表] 単細胞藻類における細胞と葉緑体の分裂の協調2023

    • 著者名/発表者名
      墨谷暢子
    • 学会等名
      インターキャンパスセミナー in Niigata
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 単細胞藻における細胞と葉緑体の分裂の協調機構2023

    • 著者名/発表者名
      墨谷暢子
    • 学会等名
      第63回新潟生化学懇話会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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