研究課題
基盤研究(C)
近年、脊椎動物に最も近縁なホヤの卵胞成長・成熟、排卵を制御する分子機構が明らかになり、脊索動物門における同機構の原点と種特異性が浮き彫りになりつつある。一方、ホヤ卵胞で成熟期直前にテスト細胞(脊椎動物卵胞の顆粒膜細胞に相当)の集団が数細胞のみを残して消失する現象の意義や分子機構は不明である。そこで本研究では、ホヤ卵黄形成終了期卵胞で同定した新規ペプチド・PEP51のテスト細胞集団における役割を解明する。