本研究では、ゲノム解読が完了した染色体サイズとゲノムサイズの小さいコモウセンゴケ、および染色体のサイズが大きなモウセンゴケを材料に、次世代シーケンサーによる反復配列が把握できる4GレベルのMiSeqによるディファレンシャルディスプレイを行い、(1)染色体の変化につながった配列タイプの全様を明らかにし、(2)得られた配列の中で飛躍的なDNAの変化に関わったと考えられる候補DNAをinsitu ハイブリダイゼーション法により大型染色体上での分布位置を可視化し、染色体サイズの飛躍的変化がどのようにして起きたのかを明らかにする。
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