研究課題
基盤研究(C)
海鳥の行動およびライフコストを、2分野の先端的手法を用いて記録することにより、鳥類における採餌行動と繁殖投資の進化について生活史戦略的視点からの理解を試みる。特に、育雛にかける行動的負荷と生理学的負荷(ライフコスト)によって精密な育雛コストを評価する。行動測定に関しては、センサ類の進歩により、野生動物の行動を秒単位で記録することが可能になってきたバイオロギング手法を、ライフコストの計測には時間スケールのことなる酸化ストレスとテロメアを測定し評価する。