研究課題
基盤研究(C)
カエル類は他のほとんどの動物と異なり、夜の暗がりで色を識別すことができる。さらに、一部の系統は夜行性でありながらきわめて鮮やかで多様な体色をもつ。これまでの研究から、体色シグナルを使ったコミュニケーションの存在が示唆されている。そこで本研究では、行動実験と遺伝子解析により、アオガエル類における体色を使ったコミュニケーションの行動学的検証と、色覚を司るオプシン遺伝子の多様性と進化史の解明を行う。